SEO対策を行って一番気になるのは検索順位ですが、アクセス数の変化も気になりませんか?今回はSEO対策後のアクセス数の変化を検証します。
検索エンジンからの流入数の変化を時系列で観測
SEO対策を行って一番気になるのはもちろん検索順位ですが、検索エンジンからのアクセス数の変化も気になりませんか? 今回のレポートでは、SEO対策後のアクセス数の変化をご紹介します。
前提として今回の事例はサイト全体にSEO対策、いわゆる「ロングテール型SEO対策」を行いました。
※ロングテール型SEOとは1つや2つのビックキーワードのみでSEO対策を行うのではなく、全てのページを対象とし、各ページに最適なキーワードで対策をおこなうSEO対策の手法です。集客目的でSEO対策を行うにはお勧めの手法です。
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事例1
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【対象サイトデータ】
サイト開設:2004年
業界の傾向:10-12月はアクセス数が減少し、1−3月は業界全体を通してアクセス数が増加します。
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■SEO対策後の経過
2006年11月から2007年12月の検索エンジンからのアクセス数を時系列でまとめています。 |
| 12月初旬 |
SEO対策完了済みのファイルをアップ |
| 12月 末 |
SEO対策を行った全てのページがキャッシュされました。 |
| 2月末 |
2回目施工完了(微調整) |
| 3月末 |
3回目施工完了(微調整) |
| 7月 |
4回目施工完了(微調整) |
図2 検索ボリュームの推移 (出典:Google Trends)

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2007年1月は検索エンジンからの流入数に大きな変化は見られませんでしたが、2月よりアクセス数が増加、その後も順調にアクセス数が伸びています。たしかに、この時点では業界特有の季節的な要因(1-3月ごろはアクセス数が増加する)が作用してアクセス数が増加している可能性もあります。
しかし、ここで注目したいのが、検索ボリューム(図2)とアクセス数の推移(図 1)です。比較してみると、検索ボリュームは2007年10月ごろから減少しているにも関わらず、サイトへのアクセス数は増加しています。このことから、季節的な影響を受けていない可能性があります。
また、2008年12月に着目するとYahoo!Japanは前年度比4.2倍の増加、Googleは前年度比4.6倍の増加となっています。 |
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事例2
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【対象サイトデータ】
サイト開設:1996年
業界の傾向:10-12月はアクセス数が減少し、1−2月は業界全体を通してアクセス数が増加します。
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■SEO対策後の経過
2007年1月から2008年2月の検索エンジンからのアクセス数を時系列でまとめました。 |
| 8月 |
SEO対策完了済みのファイルをアップ |
| 8月末 |
検索エンジンにキャッシュされました。 |
図4 検索ボリュームの推移 (出典:Google Trends)

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2008年8月にSEO対策終了し8月末にはキャッシュも完了しました。9月からYahoo!Japanのアクセス数が上昇、1ヶ月程度でSEO対策の効果らしきものが見えています。
また、Google Trendsのデータから8月9月は業界的にアクセス数が安定する傾向にあるため、9月の伸びはSEO対策の効果であると判断できそうです。
一方、Googleではアクセス数は増加していますが、季節的な要因なのか、SEOの効果かなのかは判断が難しくなっています。
しかし、2007年1月〜2月と2008年1月〜2月を比較すると、Yahoo!Japanは約2倍に増加、Googleにおいては1.5倍に増加しています。 |
まとめ
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SEO対策を行うと、SEO対策前の月と比較したくなりますが、実は前月と比較しても季節的な要因などが影響を与えていることがあるため、 SEO対策の効果を判断するのは大変難しくなっています。
例えば、事例1のケースのように、対策後の翌月にアクセス数が伸びなかった理由は季節的な要因なのかSEO対策の効果が出ていないのか、また、2月のアクセス数の伸びはSEO対策の効果なのか、季節的な要因なのか判断することができません。
しかし、外的条件がほぼ同じ前年度と比較し、様々なプロモーション活動を検証することで、SEOの効果を検証することができます。今回の2つの事例は前年度と同じ時期と比較すると明らかにアクセス数を伸ばしていることが伺えます。
もちろん、SEO対策の仕方やサイトによってもアクセス数の変化は異なりますが、少なくとも、今後、新規サイトを制作したり、リニューアルを行う際に、SEO対策を意識したサイト作りを行うことでアクセス数の変化に違いがでてくるのは事実です。
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