上位サイト調査 SEO対策リファレンス SEO研究室

ページ更新日時の新しさはSEOに有利?

更新:2008/05/13

頻繁に更新されるサイトは、常に新鮮な情報を含んでおり、価値が高い印象があります。Google,Yahoo!のロボットも、やはり新鮮なページを評価する傾向にあるのでしょうか?

Yahoo! Google 検索結果ページ2660URLの更新日時を調査

更新日時の新しいページは、「情報が新しい」「管理者およびユーザーに放置されていない」という点において価値を持ちます。では、検索エンジンにもその点を評価するアルゴリズムが組み込まれていてしかるべきではないでしょうか?
このシンプルな疑問を、Yahoo! Googleの検索結果1位〜100位、計2660URLの「ファイル最終更新日時」を調査することで推測する事にしました。(6000URL調査中、ファイル更新日を調べられた件数が2660URLとなりました。)

やはり、上位のサイトはファイル更新日時が新しいのでしょうか?

【当リサーチについてのご留意点】
今回の調査データ「ファイル最終更新日時の新しさ」は、必ずしも「=ページの更新頻度」を表すものではありません。それとほぼ同意の趣旨で行ったリサーチではありますが、更新頻度のデータの獲得が困難であるため、最終更新日時のデータを採用しました。
 
Yahoo! ファイル更新日付 調査日:2008/05/06 容量:182KB
Google ファイル更新日付 調査日:2008/04/24 容量:206KB

調査結果(1)---- 上位ページほど更新日が新しい

全2660URLのファイル更新日を、順位別にまとめたところ、 上位ページほどファイル更新日が新しいというデータが浮かび上がりました。(※下グラフ参照)
Yahoo!順位別 ファイル更新後経過日数の平均値

Google 順位別 ファイル更新後経過日数の平均値

グラフのデータの傾向(赤線)の傾斜をみるに、GoogleはYahoo!に比べ、より更新日時の新しさが重要視される傾向が見えます。
このように、単に更新日時をみる限りでは、上位表示に強い影響があるように感じられますが、SEOには他要因も強く影響するため、ファイル更新日時に関わる他要因も合わせて調査致しました。

更新日時が新しいページ=CGMサイトの可能性も?

更新日時が新しいページは、CGM(Consumer Generated Media)である可能性も高いため、そのケースは排除した上でデータの傾向を再確認したいと思います。
CGMは、いわゆる口コミサイト、SNSなどの大規模サイトが多く、数万人〜数百万人規模のユーザーの情報発信に応じて次々にページが自動増産されていくため、そのインデックス数、サイト内被リンク数は膨大な規模となります。これは上位表示されるための強力な要素であり、上位表示要因としての更新日時の効果をみる上で、データを乱してしまう可能性が極めて高いためです。
上記の理由に基き、全体の20%近くを占める、インデックス数が1000件を超える中〜大規模サイトを調査対象から排除してみます。
Yahoo! Google 順位別 インデックス数
 

調査結果(2)---- 更新日時の評価はYahoo!、Googleで違う?

インデックス数の多い大規模サイトを除き、更新後経過日数の平均値をみると、下グラフのように、Yahoo!のデータはフラット化し、Googleは相対的に変化しませんでした。
Yahoo! インデックス数の少ないサイトの 順位別 ファイル更新後経過日数の平均値


上記内容から、下記のような事実があるのではないかと推測します。

Yahoo!・・・更新日時(および更新頻度)が評価対象である可能性は薄い。
Google・・・更新日時(および更新頻度)が評価対象になっている可能性が高い。 

 

追記---- Googleロボットのページ巡回頻度は影響しないのか?

また別の可能性として、更新されない放置ページには、ロボットが巡回せず、のし上がってきた更新頻度の高いページに順位を押し下げられるという「結局はロボット巡回頻度が原因」というケースも想定していましたが、今回の調査では、そのような事実は見受けられませんでした。
Googleロボットの巡回性能は極めて高く、今回のGoogle検索結果調査対象1353URLの上位から下位まで、その更新日に関わらず、2週間でほぼ100%のページが巡回されていました。
下グラフは、4月24日に調査したGoogleロボットの最終訪問日の平均値です。上位から下位まで、一気に巡回されている事が分かります。


  結論 更新日時の新しさ(および更新頻度)について、Yahoo!は評価しない傾向、Googleは評価する傾向にある。

・ただし、サイト運営の本来の目的である「ユーザーからの評価」を考えた時、まめに更新されるサイトであるべきなのはもちろんであり、それはGoogleだけでなく、Yahoo!評価においても間接的であれ必ず良い方向(アクセス数の増加、被リンクの増加など)に影響する。
 

【当リサーチについて】
当リサーチは、取得したデータの傾向を読み取り、検索エンジンアルゴリズムを"推測する"事を目的としていますが、実際の上位表示には複雑な要因が絡み合うため、リサーチ結果が必ずしも絶対的なものではない事を、ご了承下さい。 「上位サイト=SEOの解答」をコンセプトに、客観的リサーチデータに基き、精度の高い情報発信に努めます。

調査対象キーワード

本調査は、以下のキーワードでのYahoo!およびGoogleの検索結果1位〜100位(合計2660URL)について行いました。

単一のビッグキーワード
SEO(177,235) 映画(697,144) 靴(104,872)
転職(535,467) エステ(149,411) 結婚(128,187)
ダイエット(634,748) アイドル(549,895) ラーメン(134,127)
資格(467,800) 雑貨(118,344) 自動車(1,948,277)
占い(1,463,800) 旅行(328,308) 金融(486,390)
不動産(399,294) ニュース(261,536) インテリア(122,226)
グルメ(202,106) 素材(141,419) レシピ(434,109)
ゲーム(924,336) 動画(666,538) 病院(449,495)
壁紙(721,763) サッカー(727,655) 沖縄(332,403)
ブログ(682,858) 携帯(190,228) 株(219,991)

※()内の数値は、オーバーチュア社のキーワードアドバイスツールによる月間検索数です。

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